大腸がんの薬物療法
目覚ましい進歩を遂げる切除不能・再発進行大腸がんの個別化治療
8/8(Sat) 11:00-11:50 秋葉原UDX 4F ネクスト3
大腸がんの化学療法は、この10年余りで飛躍的に進歩しています。がん遺伝子の異常を事前に判定し、その結果に基づき最適な治療が選択されるようになりました。次々と明らかになる新しいがん遺伝子異常が新薬開発を促進しています。本講義では最新の知見に基づく大腸がんの個別化治療をわかりやすくお話いたします。
講演者
吉野 孝之(よしの たかゆき)
国立がん研究センター東病院 消化管内科
1995年防衛医科大学校卒業、防衛医科大学校病院で研修。1997年国立がんセンター中央病院病理部。1999年、国立がんセンター東病院消化器内科。2002年静岡県立静岡がんセンター消化器内科。2005年米国メイヨークリニック、バンダービルト大学、ダナハーバーがん研究所に留学。2007年より国立がんセンター東病院消化器内科。2010年4月より国立がん研究センター東病院消化管内科 外来・病棟医長。2014年11月より国立がん研究センター東病院 消化管内科長となる。2013年4月より国立がん研究センター 先端医療開発センタートランスレーショナルリサーチ分野 併任。2014年6月より国立がん研究センター東病院 験管理室副室長 併任。現在に至る。
司会
石黒 めぐみ(いしぐろ めぐみ)
東京医科歯科大学大学院 応用腫瘍学講座
1998年東京医科歯科大学医学部卒業。同・第二外科(現・腫瘍外科学)入局。2005年7月~防衛医科大学校第一外科・助教、2008年7月~東京医科歯科大学大学院腫瘍外科学・特任助教。2008年医学博士号取得。大腸癌化学療法における多施設共同臨床試験のプロトコル作成・運営、一般向けWebサイトの監修などを行う。著書に「大腸がんと言われたら」(保健同人社)。2009年7月~大腸癌治療ガイドライン作成委員。
公開日:2015年6月4日 最終更新日:2015年12月8日