【日本肺癌学会共催】がんの臨床試験
知っていると知っていないでは大きな差が!がんの臨床試験のこと
がん治療において、薬物療法は大きな柱の一つです。新薬が開発され、治療に使われるために、臨床試験は欠かせないものです。しかし、実際に主治医から臨床試験を提案されたら、どうしたらいいか悩む人も多いのではないでしょうか。
このセッションでは、臨床試験とはどんなものか、その目的、メリット、デメリット、また臨床試験に参加するにはどうすればいいかなど、多くの疑問に応えます。
講演者
関 順彦(せき のぶひこ)
帝京大学医学部 内科学講座 腫瘍内科 病院教授
帝京大学医学部 内科学講座腫瘍内科 病院教授。1994年防衛医科大学卒業後、防衛医科大学病院、大阪医科大学病院、四国がんセンター、東海大学病院で一貫して肺がん診療に従事し、2013年より現職。TORG(胸部腫瘍臨床研究機構)、WJOG(西日本がん研究機構)、JCOG(日本臨床腫瘍研究グループ)、東京肺癌診療を極める会、などを活躍の場として肺がんの臨床試験を推進することにより、肺がん化学療法の治療成績向上を日夜めざしている。
司会
大橋 靖雄(おおはし やすお)
中央大学理工学部 教授
NPO日本臨床研究支援ユニット理事長、NPO日本メディカルライター協会理事長、(社)日本臨床試験研究会代表理事、(社)日本医薬情報コンソシウム理事長、スタットコム(株)会長。1954年福島市に生まれる。東大工学部卒業後、同助手から医学部へ移籍、中央医療情報部講師・助教授を経て1990年から保健学科疫学教室教授、東大医学系研究科公共健康医学専攻教授を歴任し現職。専門は生物統計学とくに臨床試験のデザインと解析、研究者主導研究の支援をミッションとするNPO日本臨床研究ユニットを設立し現在は70以上の臨床試験と疫学研究を支援、財団法人パブリックヘルスリサーチセンターで常務理事として臨床研究支援事業を統括。財団法人日本科学技術連盟にて社会人に対する臨床試験関連セミナーを主催。リターンツーフォーエヴァー、セシルテーラー、穐吉敏子オーケストラ、AEOCの日本初演を二十歳くらいに聞いたのが自慢、今は文楽に凝る。大震災被災住民支援プロジェクト「きぼうときずな」を主催、新たなコミュニティー・地域医療システム作りへの貢献を模索中。