慢性白血病

“どんどん進化する慢性白血病の治療”

8/8(Sat) 16:00-16:50 秋葉原UDX 6F カンファレンス D

慢性白血病には、慢性骨髄性白血病と慢性リンパ性白血病があります。慢性骨髄性白血病は、移植を受ける以外「不治の病」でした。しかしグリベックⓇ出現以降、続々と特効薬が出て来て、10年生存率は90%を超えるようになりました。さらに一部の患者さんでは薬を止めても再発しないことも分かってきました。慢性リンパ性白血病も新たな薬が続々と使用できるようになり、予後は改善してきています。

講演者

木村 晋也

木村 晋也(きむら しんや)

佐賀大学医学部 血液・呼吸器・腫瘍内科 教授

1986年に自治医科大学卒業、8年間のへき地勤務の後、オーストラリア、ドイツでの留学を経て、2002年から京都大学医学部 輸血細胞治療部助手。2009年に佐賀大学医学部 血液・呼吸器・腫瘍内科教授となり、2014年から佐賀大学医学部附属病院 副病院長を勤める。専門は、血液学・輸血学。特に慢性骨髄性白血病を得意とする。趣味は、魚釣り。

司会

古賀 眞美

古賀 眞美(こが まみ)

NPO法人キャンサーネットジャパン プロジェクトマネージャー
JACC認定臨床心理カウンセラー
CNJ認定がん情報ナビゲーター1期生

急性リンパ性白血病を発症した弟のドナーとして末梢血幹細胞の提供を機に、血液がん患者・家族、骨髄ドナーの支援を開始。白血病・リンパ腫・骨髄腫の患者、家族、医療関係者が、それぞれの経験をいかしながら患者相談について勉強・研究する会「Patient Advocate Liaison」主宰。日本造血細胞移植学会倫理委員会委員。NPO法人JORTC(日本がん研究治療機構)理事。

公開日:2015年6月6日 最終更新日:2015年10月6日