【NPO法人中皮腫サポートキャラバン隊共催】
悪性胸膜中皮腫動画

治療をあきらめない

オンデマンド配信00:0000:00 第3会場

悪性胸膜中皮腫に対する治療の進歩は目覚ましく、抗がん剤に代わり免疫療法が薬物療法の主体になりました。また手術も、胸膜肺全摘除術(EPP)に代わり胸膜切除/肺剥皮術(P/D)によって肺を温存することが可能となりました。我々は更に予後改善を目指してP/Dの術式改良の取り組み、また当初は手術不能であっても免疫療法が効いた場合等に“救済手術”を行っています。

講演者

田中 文啓 ( たなか ふみひろ )
産業医科大学病院  呼吸器・胸部外科診療科長(病院長兼任)

1979年 東大寺学園高等学校卒業
1986年 京都大学医学部卒業
1986年~京都大学呼吸器外科および関連病院で研修
1996年~京都大学呼吸器外科助手~講師
(2000年~2001年米国MDアンダーソンがんセンター胸部外科)
2005年~兵庫医科大学呼吸器外科准教授
2010年~産業医科大学第2外科教授、呼吸器・胸部外科診療科長兼任
2020年~産業医科大学病院長兼任

司会者

仁科 裕明 ( にしな ひろあき )
NPO法人中皮腫サポートキャラバン隊 理事

元大手電気メーカー勤務
2022年9月に中皮腫の確定診断を受け、東京の病院から産業医科大学病院に転院し、翌年2023年3月に胸膜肺剥皮術(P/D)手術を受ける。
現在術後の化学療法にて治療中。
2024年5月より、勤務先定年退職により、NPO法人中皮腫サポートキャラバン隊の理事に就任。