【NPO法人日本小児がん研究グループ(JCCG)共催】
小児の遺伝性腫瘍
リスクを知って適切に対処しよう
オンデマンド配信00:00−00:00 第3会場
がんになりやすい体質が原因で発症するがんのことを「遺伝性腫瘍」と呼び、小児がんの約10%がそういった体質によるものであることが最近の研究で分かってきました。遺伝性腫瘍ではそれぞれの特徴に合わせた特別メニューの検診「サーベイランス」を行い、がんを早期に発見し治療することが勧められています。本講演では小児の遺伝性腫瘍の検査やサーベイランスについてお話したいと思います。
講演者
服部 浩佳 (
はっとり ひろよし )
国立病院機構名古屋医療センター
遺伝診療科 医長
1993年 鳥取大学医学部卒業後、静岡県立こども病院で小児がん診療に携わりました。その後、九州大学大学院で小児がんの研究を開始し、英国ケンブリッジ大学では遺伝性腫瘍に関わる研究を行いました。 2011年から名古屋医療センターで小児がん診療、遺伝カウンセリングに従事しています。遺伝が関わる小児がんのお子さんとご家族に役に立つ診療を目指しています。JCCG遺伝性腫瘍委員会委員長。