【NPO法人エンパワリング ブレストキャンサー/E-BeC共催】
乳房再建の今動画

乳房再建の現況と手術法について知ろう

オンデマンド配信00:0000:00 第3会場

乳房再建は近年、保険適用が広がったが、日本での2021年の乳房再建率は乳癌手術の7%、乳房全摘術の13%にとどまり、地域差も大きい。皮弁再建と人工物再建は保険適用だが、脂肪注入や対側手術は自費となる。本講演では、日本における乳房再建の現況と手術法、および当院での取り組みについて述べる。

講演者

森 弘樹 ( もり ひろき )
東京医科歯科大学 形成・再建外科学分野 教授

1993年 東京医科歯科大学医学部医学科卒、東京医科歯科大学、関連施設、北海道大学などの勤務を経て、1999年から東京医科歯科大学に戻り、2018年から現職。学会は日本形成外科学会(評議員)、日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会(評議員)、日本乳癌学会(理事)などに所属

司会者

真水 美佳 ( ますい みか )
NPO法人エンパワリング ブレストキャンサー/E-BeC 理事長

2008年、両側乳がんの宣告を受け、左側温存、右側全摘出と同時に乳房再建手術を受ける。2010年、自身の乳がん体験をもとに写真集『いのちの乳房-乳がんによる「乳房再建手術」にのぞんだ19人』 (撮影:荒木経惟、発行:赤々舎)を企画・出版、モデルの1人でもある。2013年1月、NPO法人エンパワリング ブレストキャンサー/E-BeC設立。ウェブサイトからの情報の発信、『乳房再建ハンドブック』の作成、 「乳房再建に関するアンケート調査」や特に情報の少ない地方都市を中心に「乳房再建全国キャラバン」を開催。新型コロナ以降、すべてオンラインで行ってきたセミナーと乳房再建ミーティングをリアルで開催中。