【認定NPO法人 希望の会共催】
胃がん治療の今について

胃がん薬物療法が進化します

8月25日(日)15:0015:45 第2会場

胃がんは、内視鏡手術、外科手術、放射線治療に加えて薬物療法が重要な選択肢となります。薬物療法イコール抗がん剤。「髪の毛が抜ける」、「副作用が怖い」、「やりたくない」というイメージが強いかもしれません。抗がん剤を正しく理解し対策することで不安は払拭しましょう。最近は分子標的薬や免疫チェックポイント阻害剤など新しい薬が登場しております。正しい知識は闘病の大きな武器になります。一緒に情報収集しましょう!

本セッションへの事前質問→こちらから

講演者

浜本 康夫 ( はまもと やすお )
東京医科歯科大学 大学院 臨床腫瘍学分野 主任教授

最近、すこしずつ社会的に認知されるようになった「腫瘍内科医」です。現在は大学病院で臨床・教育・研究に励んでおります。がん治療で重要なのは正しい知識で、病気を恐れず向き合っていくことです。極端な方法ではなく正確に適切に冷静に対処することです。私自身も常に現場感覚や患者さんの心情を忘れないように日々精進していきたいと思っています。 趣味:B級グルメ。読書。音楽鑑賞。

司会者

平野 孝博 ( ひらの たかひろ )
スキルス胃がん患者 家族会 認定NPO法人希望の会 理事

愛知県在住。2015年に40歳の妻がスキルス胃がんを罹患(ステージ4)。希望の会に入会することで、抗がん剤副作用の乗り切り方・術後の後遺症対策等、正しい情報を得ることができました。2016年の手術後に再発するも、その後4つの抗がん剤治療を受けることができ、7年間の闘病を生ききった妻を、自宅で看取ることができました。患者家族として、正しい情報を得る大切さを伝えられたらと思います。