漢方医学と漢方薬
あなたの体調を整える漢方薬があります
8月24日(土)16:30−17:15 第2会場
漢方薬は、体内で働いているホルモンや神経伝達物質などの作用を上手に調節(上げたり下げたり)することで、体を真ん中の「中庸」に近づけるよい薬です。愛情ホルモンと言われるオキシトシンの作用を高める漢方薬(加味帰脾湯)もあります。漢方医学を学び、漢方薬を通して体のバランスを整えていきましょう。
講演者
上園 保仁 (
うえぞの やすひと )
東京慈恵会医科大学 疼痛制御研究講座
特任教授
1959年宮崎県生まれ。1985年産業医科大学医学部卒業。1989年医学博士取得。1991年よりカリフォルニア工科大学留学(2年6ヶ月)。2009年より国立がん研究センター研究所がん患者病態生理研究分野長。2020年より東京慈恵会医科大学疼痛制御研究講座で新規鎮痛薬の開発および漢方薬の科学化の研究に従事。国立がん研究センター東病院支持・緩和研究開発支援室にも勤務し、支持・緩和療法研究を支援している。
司会者
福島 安紀 (
ふくしま あき )
医療ライター
1990年立教大学法学部卒。医療系出版社、「サンデー毎日」専属記者を経てフリーランスに。医療・介護問題を中心に、雑誌、ウェブサイト、書籍などで執筆活動を行う。著書に『がん、脳卒中、心臓病 三大疾病死亡 衝撃の地域格差』(中央公論新社、共著)、『病院がまるごとやさしくわかる本』(秀和システム)など。社会福祉士。