血液がんのCAR-T細胞療法
CAR-T治療の現状と、今後の動向について
8月24日(土)12:45−13:30 第2会場
CAR-T細胞療法は、従来の抗がん剤治療では治らなかった難治性の血液腫瘍に大きな変化をもたらしました。しかし、患者さんがこの治療を受けるためには、まだ多くの壁が残っています。こうした課題もふまえて、「免疫でがんを治す」CAR-T細胞治療についてわかりやすく紹介します。
講演者
下山 達 (
しもやま たつ )
がん・感染症センター東京都立駒込病院
腫瘍内科 部長
岡山大学医学部卒業(1996年)。駒込病院内科で初期研修。がん研究センター中央病院で後期・リサーチレジデントを経て2006年から現病院スタッフとして悪性リンパ腫、消化器がん、希少がんの診療に従事。院長補佐、希少がんセンター長、通院治療センター長、データセンター室長兼任。患者の信頼を得るには、「わかりやすい説明から」 を心がけています。
司会者
松浦 典子 (
まつうら のりこ )
はまっこ(多発性骨髄腫患者・家族の交流会)
スタッフ
多発性骨髄腫と診断されてから11年が過ぎました。4回再発した後、昨年CAR-T細胞療法を受けました。現在無治療です。「今できること、したいことを先延ばしにしないで一日一日を大切にする」を意識しながら過ごしていきたいと思っています。人と交流することで自分の世界が広がって行き、それが私のエネルギーにもなっています。