成人の脳腫瘍

～脳腫瘍はどのように発生するのか～

オンデマンド配信00:00−00:00 第３会場

脳腫瘍は毎年2万8千人ほどの人がかかる、まれな腫瘍です。脳腫瘍には大きく分けて良性と悪性の腫瘍があり、良性の脳腫瘍は手術によって治療できることが多いのですが、悪性の脳腫瘍は診断も治療も難しいことが少なくありません。この講演では、成人の悪性脳腫瘍はどのようなものかということについて、お話いたします。

講演者

市村幸一（いちむらこういち）

順天堂大学大学院医学研究科脳疾患連携分野研究講座特任教授

東京医科歯科大学医学部を卒業し（1985年）、脳神経外科医としての研修を行った後、脳腫瘍の研究に転じた。1991年スウェーデンに留学し、1996年カロリンスカ研究所で医学博士号を取得し、その後英国ケンブリッジ大学において上級研究員として研究を行った。2011年に帰国し、国立がん研究センター研究所に脳腫瘍連携研究分野長として赴任した。2021年に順天堂大学に異動し、現在に至る。