【NPO法人日本小児がん研究グループ共催】
小児脳腫瘍の診療と課題 動画

脳腫瘍のこどもを支えるために今私たちにできる事

オンデマンド配信00:0000:00 第3会場

約80%のこともたちががんを克服できる時代になりましたが、脳腫瘍は小児がんの中でも課題の多く残された腫瘍です。希少かつ多様なため、正しい診断が得られず、適切な治療に到達できないなど、診療現場での課題に加えて、新しい治療が登場しない、あっても薬に到達できないなどの社会的な課題も多く存在します。また、病気を克服しても、脳に大きなダメージの残る脳腫瘍の子供たちをどうやって支えていくかという事も重要な課題です。本講演では医療だけでは必ずしも解決できないこれらの課題を克服するために何ができるか、皆様と一緒に考えていきたいと思います。

講演者

山崎 夏維 ( やまさき かい )
大阪市立総合医療センター  小児血液腫瘍科 医長

奈良県立医科大学を卒業後、研修を経た後に小児がんの診療の道に入りました。一人でも多くのがんを治したいという想いで日々診療に取り組む中、なかなか治してあげる事の出来ない、治っても生活上の課題の多い脳腫瘍のこどもたちを何とかしたいとの想いから今に至ります。現在は日本小児がん研究グループ(JCCG)の脳腫瘍委員会の副委員長を務めており、脳腫瘍の診断・治療開発に日々注力しています。