がん患者の口腔ケア
口腔支持療法は、患者さんと治療の2つを支える
8月5日(土)13:00−13:45 第2会場
口は食事だけでなく、会話などの皆さんの暮らしに関わる重要な器官です。がん治療中に口にトラブルが生じると生活の質が大きく低下するだけでなく、治療を中断しなければならないこともあります。口の管理や歯科的サポートは、患者さんの療養生活とがん治療の両者の支えになります。一緒に口腔ケアに取り組んだもらえたら嬉しいです。
講演者
百合草 健圭志 (
ゆりくさ たかし )
静岡県立静岡がんセンター
歯科口腔外科 部長
2002年北海道大学歯学部卒業、2006年同大学院歯学研究科修了後、静岡県立静岡がんセンターにてレンジデントとしての研修を始める。大田洋二郎先生に師事したことで、がん治療中に口のトラブルで苦しむ患者さんの多さと、その患者さんを口から支える口腔管理の重要性を知る。病院だけでなく、かかりつけ歯科医院と協働して患者さんを支える、がんの医科歯科連携の推進にも尽力している。
司会者
増田 美加 (
ますだ みか )
女性医療ジャーナリスト
女性の健康と医療について執筆・講演。乳がんサバイバーとしてもNPO活動を行う。NPO法人乳がん画像診断ネットワーク副理事長。NPO法人みんなの漢方○🄬理事長。NPO法人女性医療ネットワーク理事(マンマチアー委員会)。NPO法人日本医学ジャーナリスト協会会員。CNJ認定BEC3期。