非標準治療を考えるとき
~緩和ケア医の立ち場から~
8月5日(土)11:00−11:45 第2会場
病院で専門家の治療を受けていてもケアされていない人たちがいます。ケアを受けられないとき、人は非標準治療と言われる医療とは違う何かを求めるようになります。でもそもそもケアというのは何なのでしょうか。皆さんと考えてみたいと思います。
講演者
新城 拓也 (
しんじょう たくや )
しんじょう医院
院長
1996年に医者になってから、脳外科、内科を合計6年勤めてきました。2002年から10年間は神戸の緩和ケア病棟で働き、2012年に自分のクリニックを開業して、主に在宅緩和ケアの仕事を続けています。緩和ケアを専門として、20年以上仕事をしてきました。また、神戸市内のがん拠点病院の仕事も9年間勤めて、がん治療や緩和ケアの変化を毎日感じながら仕事をしております。
司会者
梅田 恵 (
うめだ めぐみ )
ファミリー・ホスピス株式会社・品質管理責任者 がん看護専門看護師
/キャンサーネットジャパン理事
1987年京都市立看護短期大学卒業、2000年がん看護専門看護師認定(日本看護協会)、2014年聖路加看護大学院を修了し看護学博士、2014年11月より昭和大学大学院保健医療学研究科教授、淀川キリスト教病院、昭和大学病院で緩和ケアチームに従事するなど臨床にも携る。NPO法人キャンサーネットジャパン理事、NPO法人マギーズ東京理事、NPO法人ともいき京都幹事。地域での緩和ケアを受けられる環境作りを目指し、2020年より現職。