【アクトメッド株式会社共催】
遺伝性腫瘍
遺伝性乳がん卵巣がんを知ろう!
8月7日(日)14:00−14:45 第2会場
遺伝するがんをご存じでしょうか?がんの一部は特定の遺伝子にがんになりやすい変化が生じることで発症することがわかってきました、そしてその遺伝子の変化はご自身に留まらずご家族にも引き継がれていくためご家族へのフォローも求められます。本講演では、遺伝するがんについて、特に代表的な遺伝性乳がん卵巣がんに焦点を当てて分かりやすくお伝えするとともに、診断への最初のステップである遺伝カウンセリングや遺伝学的検査についてもお話しさせていただきます。
講演者
小林 佑介 (
こばやし ゆうすけ )
慶應義塾大学医学部
産婦人科学教室 専任講師
2003年筑波大学医学専門学群を卒業、同年より慶應義塾大学病院で産婦人科医として研修を開始。2012年から米国ジョンズ・ホプキンス大学に留学、2014年に帰国後は再び慶應義塾大学病院で婦人科腫瘍医として診療に従事。卵巣がんに対する新規創薬の研究や、遺伝性乳がん卵巣がんに対する医療体制構築などに注力しています。趣味はキャンプです。
司会者
太宰 牧子 (
だざい まきこ )
NPO法人クラヴィスアルクス
1968年東京生まれ。2011年に乳癌を発症、遺伝学的検査を実施しBRCA1遺伝子に病的バリアントが認められ遺伝性乳癌卵巣癌(HBOC)と診断。2019年にリスク低減卵管卵巣摘出術、同年卵巣がんと診断され手術、化学療法を経て現在に至る。自身のがんや家族のがん経験を通じたHBOC当事者支援の他、遺伝性腫瘍、難病患者団体との連携、社会的環境整備を目指し、一般社団法人ゲノム医療当事者団体連合会を設立し代表理事を務める。