がんサバイバーの声を聞こう!
がんサバイバーが自身の経験から気づいた社会的課題、その課題を解決するために一歩踏み出そうとしている(踏み出した)サバイバーの講演とディスカッション。
がんサバイバーが安心して旅行を楽しめるために
相澤 美穂子
ひとりぼっちで悩まない!会社員が相談できる機会とタイミングづくり
一志 将人
AYA世代がんサバイバーがどん底から息を吹き返すにはどのような支援が必要か?
川畑 翔平
がんとコミュニケーション手段
小宮 諒
乳がんが気付かせてくれた大切なこと
坂本 規久子
がん体験が、誰かの役に立つのなら~がんに備える避難訓練を
佐久間 久美
がんになっても安心して子育てできる地域社会に!
高倉 理恵
養育里親を活用したショートステイ事業
矢作 隆
講演者
東京都在住。2020年に乳がんに罹患。手術(部分摘出)、抗がん剤治療、放射線治療を受け、現在は経過観察中。 旅行・観光を専門とした調査・研究に従事しており、プライベートでも旅行と山歩きが趣味。 治療中、旅行や山歩きすることの難しさや情報の少なさを実感、がんサバイバーが安心して旅行やアクティビティを楽しめるための環境づくりを目指す。NPO法人キャンサーネットジャパン認定乳がん体験者コーディネーター(BEC)17期。
愛知県在住。会社員。技術者。2017年45歳で直腸がんに罹患しステージⅢb、3年後、両肺に転移しステージⅣに病期が進行。3度の手術、2度の抗がん剤治療を終え経過観察中。病期の各局面で、治療の選択と復職後の働き方の難しさ・大切さ両面を経験し、「企業勤めのがんサバイバーに相談できる機会」の重要性を痛感。その実現を目指した、マッチングの機会を計画中。がん判明後は「がんに対する先入観をアップデートさせる」ことを目的に、医療情報・自身の治療・闘病の様子をFacebookライブ・ブログで発信、直近2年間で25万人超にリーチ。NPO法人キャンサーネットジャパン認定がんナビゲーター(CNN)。
愛知県在住。平成生まれのAYA世代がんサバイバー。普段は総合病院で理学療法士として勤務 しており、がん患者さんに携わっています。2018年に嗅神経芽細胞腫という希少がんに罹患。手術と陽子線治療を実施し、現在は経過観察中です。 AYA世代サバイバーの苦悩を世の中に知って欲しいと考え、ブログやSNSなどを中心に自分の経験を発信しています。 様々なところで自分の経験を発信し、誰かの役に立てればと考えています。
1981年生まれで茨城県から東京まで通う会社員をしています。2020年3月コロナウイルスが日本でも感染拡大が始まったこの時期に私は白血病の診断を受けました。コロナ禍での入院生活は私の人生にとってとても貴重な体験となりました。 また、退院後も様々な方との出会いがあり、自分自身の経験が社会に少しでも還元できる内容がないかを考え模索をしています。 病気以降も元気に生活が出来ることに感謝しながら、様々な環境下でも不安に浸ることを少なく、前向きに生活が出来るような情報発信が出来ればと思っています。
2015年 乳がんと診断され、右胸全摘。術後。抗がん剤治療、放射線治療を行い、現在はホルモン剤治療を継続中。治療中に、当たり前ではない命の有難さを実感し、自分の人生と、これからの生き方について向き合うい新しい人生の目標を見つける。それまで勤めていた会社を退職し、「自分の経験を活かして、同じような思いをする人の為の活動がしたい」と思い、2018年4月に民間の学童クラブを設立。その後、学童クラブに併設する形で、若者~大人が交流ができるような施設を作り、現在は「特定非営利活動法人 BeWith」として若者支援を行いながら、乳がんのお話会やおっぱい体操、ママたちの為のもう一つの保健室、などの活動をしている。
肺がんに罹患して4年、手術後経過観察になって3年が経ちました。 日頃は、ドッグライフカウンセラーとして犬と飼い主さん、双方が幸せになれるよう相談に応じたり、市民講座などで講義をしたりしています。つまり、話すことを仕事にしていた私が、がんを経験したわけです。これからはその経験を、経験から得たものを、学校などにおけるがん教育の場で話していければ、と考えています。
東京都在住。2018年に乳がん罹患。全摘手術、抗がん剤、分子標的薬治療ののち、現在はホルモン療法4年目。2020年自家組織による乳房再建手術。今は同じように子育て中にがんを告知されて、混乱のただ中にいる女性たちに正しい情報と「あなたはひとりではないですよ」と伝えることができるピアサポートの環境づくりを目指して活動しています。家族は夫と娘2人(中学生・高校生)と愛犬。CNJ 認定乳がん体験者コーディネーター(16期)
2015年に大腸がん(横行結腸がんStageⅢa)に罹患。手術、抗がん剤治療を経た直後肺と気管に遠隔転移が見つかり余命宣告を受ける。抗がん剤変更後がんが見えなくなり2018年から経過観察中。 発達障がいの里子に「親ががんになった時子どもに伝える3つのC」で病を伝えた経験や、里子に血縁関係でない事を告げる真実告知と同じ仕組みのエンディングノートを提案している。 がんピアサポーター。里親のがん相談。里親の為の「がん教育」。AYA世代がんサバイバー里親希望者の相談。
司会者
2010年、初めて受けたがん検診のマンモグラフィーで左乳房にがんが見つかり、手術・抗がん剤治療・ホルモン療法を実施。9年目の定期検査(エコー検査)で反対側の乳房にもがんが見つかる。手術後、抗がん剤治療・放射線治療を受け、現在は経過観察中。 罹患後6年間は、認定NPO法人キャンサーネットジャパンにて乳がん体験者コーディネーター(BEC)養成講座・男性乳がんを担当。2020年6月に退職し、現在はフリーで学校や企業でがんの啓発活動を行いながら、乳がん関連のセミナー司会進行、ピアサポーター養成のための講師等を多数担当。 夫と娘2人(大学生 ・中学生)の家族4人暮らし。
研修デザイナー&ファンタジスタ、薬剤師、がんピアサポーター。慢性骨髄性白血病の薬物治療を20年間継続し副作用もコントロールし元気に働き続けるサバイバー界のレジェンド。18年前から「患者が求める医療コミュニケーション」や「がんになってから楽しく生きるコツ」を国内各地で800回以上講演を重ねている。当フォーラムでは『しあわせと感謝の魔法使い クニー・ポッター』に度々扮して活動。がんサバイバーの孤立支援として無料オンラインサロン「がんサポ喫茶止まり木」を毎週運営し、いのちのパワースポットとの噂が広まっている。著書「死ぬまでに読んでおけ」