一般社団法人がんと働く応援団presents「医師も知りたい両立支援」動画

~患者の声が現場を育てる~

8月6日(土)10:0010:45 つどいの広場

治療と仕事の両立支援は復職時だけでなく、その後の継続就労を見据えておこなう事が大切です。とはいえ比較的新しい社会課題として医療現場も悩みながら取り組んでいるのが現状です。現役医師の院内での取り組み紹介やがん患者を含むメンバーとのディスカッションで双方に必要なアクションをお伝えしてまいります。


講演者

青島 敬二 ( あおしま けいじ )
芳珠記念病院

1964年静岡県生まれ。1992年金沢大学卒業。血液内科、感染症、老年医学、緩和ケア、認知症などの診療に従事。 2008年からはアドバンス・ケア・プラニングの活動開始。2011年から地元でグリーフケアの活動。 2021年2月CancerXに参加してから、がん防災マニュアルの普及活動開始。がん教育外部講師認定。 4月よりエンドオブライフケア協会でいのちの授業などの活動中。

小坂 泰二郎 ( こさか たいじろう )
社会医療法人石川記念会HITO病院 乳腺外科 部長

東京生まれ東京育ち、小中高と運動に明け暮れ、大学でオーケストラに所属し音楽に出会うも才能のなさにその後は観賞にとどまる。順天堂大学とがん研有明病院でオンコロジーの基礎を学び、ASUISHI(名古屋大学 明日の医療の質向上をリードする医師養成事業)でTOYOTAの改善手法を学ぶ。「筆書きの封書」に導かれて生まれて初めて四国に足を踏み入れ、ここ社会医療法人石川記念会HITO病院で研鑽を積んでいる。

矢野 雷太 ( やの らいた )
国家公務員共済組合連合会 広島記念病院 消化器外科 医長

1977年、山口県生まれ。2004年広島大学卒。急性期から終末期まで伴走できる外科医を目指し、大腸外科診療を中心に、在宅医療のバックアップ入院診療、緩和ケアなどにも注力。2020年、便秘・便もれを治療する「排便機能外来」を開設。広島市内のカフェで、医療の現場から見える社会課題について市民と対話するイベントを不定期開催している。治療と仕事の両立支援について、継続可能な院内システムを構築すべく多職種を巻き込み奮闘中。

井浦 玲子 ( いうら れいこ )
横浜市総合保健医療センター

神奈川県鎌倉市出身。2011年3月乳がん手術、ホルモン療法を5年で終了。2013年7月より横浜市立みなと赤十字病院内乳がん患者会ひまわりの会を開催。また地域でACPに関する講座を行い、もしものときに備える啓発活動を行っている。CNJ乳がん体験者コーディネーター8期生、両立支援コーディネーター、臨床検査技師(認定認知症領域検査技師)、介護福祉士、看取り士、ゲートキーパー。

廣田 純子 ( ひろた じゅんこ )
一般社団法人がんと働く応援団

2016年子宮頸がん告知。自身のがん経験や企業の人事総務としての課題感から、キャリアコンサルタント資格を取得。企業人事として、がんと就労を支援する団体の正会員として、「働く、生きる」の支援を続けている。一社)がんと働く応援団正会員、国家検定一級キャリアコンサルティング技能士、産業カウンセラー、健康経営アドバイザー、筑波大学キャリア・プロフェッショナル養成講座第7期修了。

轟 千代佳 ( とどろき ちよか )
墨田区がん教育推進会議委員

2008年12月24日ステージⅢ乳がん告知/患者会:罹患時、院内患者会から一般社団法人を経て乳がんのヨガとサロン「まある」/ピアサポート:2011年5月日本ピアカウンセリングエデュケーション研究会・ピアカウンセラー養成者修了。乳がんのピアカウンセリング開始。/がん教育:2014年より墨田区がん教育推進会議委員としてがん教育プログラム策定、小中学校にてがん教育講師として活動中。/CNJ乳がん体験者コーディネーター16期生。

神野 遥香 ( こうの はるか )
早稲田大学 大学院生

大学生のころから心理学を勉強しています。特にがん患者さんを中心とした,身体疾患の方の心のケアに興味があり,将来は身体疾患を抱えた方の困りごとの軽減に貢献できる活動をしたいと考えています。現在は,人生の中で重要な側面をもつと考えている就労に着目し,がん患者さんの自分らしい就労につながる研究活動を鋭意進めております!!よろしくお願いします。

司会者

吉田 ゆり ( よしだ ゆり )
一般社団法人がんと働く応援団

81年生まれ、東京都出身。千葉大学文学部行動科学科卒業。 複数社で人事として採用育成に携わる。 育児と仕事の両立の壁に直面しキャリアコンサルタントとして独立。 2018年秋(37歳)に卵巣がんが発覚し手術。現在はホルモン治療中。 がんになった事で初めて「がん=死ではない」事に気がつき、職域での大人のがん教育の重要性を認識。 現在は、各種専門家と共にがんを正しく知り、備え、いざなっても対応できる組織・人を増やす為に一社)がんと働く応援団を設立し活動中。