【NPO法人中皮腫サポートキャラバン隊共催】
悪性胸膜中皮腫
近年の治療法拡大に伴う治療選択の課題
8月6日(土)12:00−12:45 第3会場
2021年5月に一部の悪性胸膜中皮腫に対して、オプジーボ(ニボルマブ)とヤーボイ(イピリニマブ)の併用療法が認可された。この段階で中皮腫と診断された患者は大きく分けて次の4つの治療選択を迫られる。(1)手術、(2)アリムタ (3)オプジーボ単剤投与、(4)オプジーボとヤーボイの併用療法。治療選択の考え方について解説する。
講演者
多田 裕司 (
ただ ゆうじ )
国際医療福祉大学成田病院
呼吸器内科教授
胸部悪性腫瘍を専門とする臨床腫瘍医です。千葉大学在籍時から現在に至るまで、悪性胸膜中皮腫の基礎研究、臨床試験をはじめ、多くの患者さんの治療に当たってきました。
司会者
平田 勝久 (
ひらた かつひさ )
NPO法人中皮腫サポートキャラバン隊
運営委員
2018年8月に腹膜中皮腫の診断を受ける。発病前から会社の代表取締役を務めていたが2020年3月には辞任し、現在は週1日程度で出勤して仕事を続けている。中皮腫サポートキャラバン隊の一員として全国各地で講演などをしている。