【一般社団法人 食道がんサバイバーズシェアリングス共催】
食道がん
食道がん術前治療の進歩~新しい標準治療の誕生
8月6日(土)14:00−14:45 第2会場
今年、手術可能な進行食道がんに対する術前治療の臨床試験の結果が公表され、新しい化学療法を術前に行うことで、著明に予後が延長されることが分かりました。新しい治療をつくることの重要性とその課題について、お話させていただきます。
講演者
加藤 健 (
かとう けん )
国立がん研究センター中央病院
頭頸部・食道内科 科長/消化管内科 科長
1995年産業医科大学医学部卒業
2001年九州大学大学院卒業
2004年国立がんセンター中央病院 がん専門修練医
2006年国立がんセンター中央病院 消化管内科医員
2020年国立がん研究センター中央病院 頭頸部・食道内科 科長
2021年国立がん研究センター中央病院 消化管内科 科長(併任)
総合内科専門医指導医、がん薬物療法専門医指導医、日本食道学会理事
JCOG食道がんグループ事務局
司会者
髙木 健二郎 (
たかぎ けんじろう )
一般社団法人 食道がんサバイバーズシェアリングス
代表理事
2012年3月に胸部食道がんステージ3が発覚。抗がん剤治療後に食道亜全摘再建を施術。左反回神経麻痺など後遺症も残るが再発も無く今年11年目を迎える。「食道がんには本格的な患者会が無い」という食道専門医からの指摘により2020年7月、食道がん患者支援団体を設立し、患者会「食がんリングス」を展開。患者の輪を拡げるべく活動しています。日本食道学会広報委員を患者・市民の立場として2021年8月から拝命しています。