肉腫(〜10:45)
-その日常診療から最新の治療まで-
8月22日(日)10:00−10:45 第3会場
悪性骨軟部腫瘍(肉腫)には手術のみで良好な治療成績が期待できるものから、薬物療法や放射線治療が重要な役割を果たすものまで、さまざまな腫瘍、病期があります。肉腫の診療においては、これらをきちんと診断し、それぞれの腫瘍の特徴、病態に合わせた治療を行うことが非常に大切です。口演ではこれら肉腫診療の“今”を紹介したいと思います。
講演者
川井 章 (
かわい あきら )
国立がん研究センター中央病院
骨軟部腫瘍・リハビリテーション科 科長
1961年岡山生まれ。大学病院勤務、米国留学を経て2002年より国立がんセンター整形外科(現国立がん研究センター中央病院骨軟部腫瘍・リハビリテーション科)勤務。骨軟部腫瘍の診療と研究に従事しています。患者さんの日々の生活と生命を脅かす悪性骨軟部腫瘍(肉腫)を治すこと、より良い治療を開発すること、いつの日か撲滅することを目指して、患者さんと一緒に頑張ってゆきたいと思っています。
司会者
加藤 陽子 (
かとう ようこ )
国立がん研究センター 希少がんセンター
上智大学大学院看護学専攻修士課程修了。「希少がんホットライン」担当。診断や治療において不利な状況にある希少がん患者さんの直面している課題を理解し,患者さんのニーズを的確に把握し,住み慣れた地域で、納得のゆく信頼できる希少がんの診療や相談支援を受けられるように、情報提供、医師や医療機関の間のコー ディネート,ネットワークの構築に関する研究に取り組んでいます。