がんと栄養(悪液質)(〜16:45)
食べることは生きること。
8月22日(日)16:00−16:45 第2会場
昔からがん患者さんの痩せはよく知られていますが、栄養療法だけではなかなか改善しません。医学的には「悪液質」と呼ばれる病態で、体重減少や食欲不振、倦怠感が特徴的な症状です。本邦では初めてのがん悪液質治療薬としてエドルミズが承認されました。講演ではエドルミズの効果と副作用についてお話しします。
講演者
髙山 浩一 (
たかやま こういち )
京都府立医科大学
大学院医学研究科 呼吸器内科学 教授
九州大学出身で2015年から京都府立医科大学に赴任しました。肺癌の薬物療法を専門にしていますが、10年ほど前からがん悪液質の問題にも取り組んできました。これからもがん患者さんの健康寿命の延伸に尽力します。
司会者
小島 あゆみ (
こじま あゆみ )
ライター&エディター
慶應義塾大学卒業後、日経ホーム出版社(現・日経BP)で女性誌の編集に携わり、フリーランスに。雑誌やウェブ、書籍で、医療・健康分野や科学関連の記事の編集・執筆を行う。2014年、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科修士課程修了。