【NPO法人中皮腫サポートキャラバン隊共催】
中皮腫(〜12:45)
中皮腫の臨床的特徴や治療開発について
8月22日(日)12:00−12:45 第2会場
中皮腫は、いわゆる希少がんになります。代表的には胸膜発生の中皮腫が知られますが、心膜、腹膜などほかの部位にも発生することが知られています。希少がゆえに、疾患や病態の理解は乏しかったり、治療開発は多くのコモンながんよりも遅れているのが現状です。この講演では、疾患の解説や治療開発への展望を説明します。
講演者
米盛 勧 (
よねもり かん )
国立がん研究センター中央病院
腫瘍内科 科長
腫瘍内科医として、固形腫瘍の薬物療法全般、特に乳がん・婦人科がん・希少がんなどの診療に力を入れています。また、新薬の第I相試験や医師主導治験を中心に医薬品・医療機器の臨床開発、厚生労働行政に従事しています。
司会者
藤原 妙子 (
ふじわら たえこ )
NPO法人中皮腫サポートキャラバン隊
副理事長
2016年1月悪性胸膜中皮腫と診断される。予後が悪く余命も厳しいといった絶望的な情報ばかりの中、これまで通りの生活をしたいという希望を最優先に、現状維持を目指して自分なりの療養生活を実践。5年半を経過。 2017年に患者仲間で結成された中皮腫サポートキャラバン隊の活動に参加。ピアサポートを通じて、孤立しがちな中皮腫患者やその家族と繋がる。情報のシェアや、闘病生活を支え合うことを目指して活動中。