がん患者のグリーフケア動画

グリーフケア、どこで受けられの?

8月18日(日)13:0014:00 研究棟13F 第5会場

グリーフとは、落胆や絶望体験を伴う遺族などのグリーフには、ショック期→喪失期→閉じこもり期→再生期という回復過程があると考えられており、この過程はグリーフ・ワークと呼ばれている。グリーフ・ワークの精神状態は正常な心理反応であり、通常は自然に回復する。しかしながら、抑圧を受けたり、なにかの理由で正常にグリーフ・ワークが行われないと、病的グリーフという精神的または身体的な疾患を伴って長期化することがある。

講演者

岩瀬 哲 ( いわせ さとる )
埼玉医科大学病院 救急科・緩和医療科 教授

1994年埼玉医科大学卒業。埼玉医大総合医療センター第一外科、東大病院緩和ケア診療部、東大医科研病院緩和医療科を経て、2017年10月より現職。緩和医療学、地域医療学が専門。2018年4月より埼玉医大病院救急科兼担教授となり「ロコモ・フレイル外来」を新設、2025年問題に取り組んでいる。

司会者

中井 美穂 ( なかい みほ )

日本大学芸術学部を卒業後、フジテレビに入社。アナウンサーとして活躍し、「プロ野球ニュース」「平成教育委員会」など多くの番組に出演し人気をあつめる。95 年フジテレビ退社。97 年から「世界陸上」(TBS)のメインキャスターを務める他、「タカラヅカ・カフェブレイク」(TOKYO MXテレビ)、「スジナシ BLITZ シアター」(TBS)などにレギュラー出演。その他、イベントの司会、演劇コラムやクラシックコンサートのナビゲーター・朗読など幅広く活躍している。 2002年に腹膜炎治療のためにストーマをつくり、1年間オストメイトとして過ごす。 そのことがきっかけで、2011年からCNJ(NPO 法人キャンサーネットジャパン)を通じ、大腸がん疾患啓発活動に参加。BRC(ブルーリボンキャラバン)やさまざまながん啓発のための市民公開講座、医師・看護学会などの司会、コーディネーターの活動もしている。 2013 年より読売演劇大賞選考委員を務めている。