【国立がん研究センター希少がんセンター共催】
希少がん~治療開発について~
~新しいお薬の開発に参加しましょう~
希少がんは、“まれ”であるがゆえに、“5大がん”など他のがんに比べて、臨床情報や標準治療が少なく、新たな治療法の開発も遅れています。そのため、新しい抗がん剤の開発はよりよい医療を実現するために必須の課題です。新たな有効な治療法を開発してゆくために、どのような課題を克服する必要があるのか、患者さんやご家族、医療者、企業の皆さんなどと一緒に考えたいと思います。
講演者
1991年・広島大学医学部卒業、1995年・国立がんセンター中央病院内科レジデント、2000年・同呼吸器内科・医員を経て、2013年より中央病院・先端医療科・科長、2019年より臨床研究支援部門長,副院長(研究担当)。専門は、新規抗がん剤早期臨床開発・呼吸器内科。
1961年生まれ、岡山育ち。大学病院勤務、米国留学を経て2002年4月より国立がんセンター整形外科(現国立がん研究センター中央病院骨軟部腫瘍科)勤務。骨・軟部腫瘍の診療と研究に従事しています。患者さんの日々の生活と生命を脅かす肉腫(悪性骨・軟部腫瘍)を治すこと、より良い治療法を開発すること、いつの日か撲滅することを目指して、患者さんと一緒に闘っています。
1956年兵庫県但馬地方~「天空の城」の町で生まれる。1981年大阪大学卒業。米国ボストンのTufts大学留学の後、2013年より国立がん研究センター東病院勤務、2016年4月より中央病院勤務。専門は消化器外科で、胃癌・GISTを主に診察しています。より良い医療を開発し、多くの人に提供できるよう願っています。自分自身が何度か入院した経験から、患者さんの目線もいれて医療を提供したいと思います。
司会者
上智大学大学院看護学専攻修士課程修了。 希少がん患者さんの情報不足を解消し、最適な診断・治療が受けられるように、患者さんやご家族、医療者のさまざまな問い合わせに対応する「希少がんホットライン」を担当する看護師です。希少がん患者さんが抱えるさまざまな問題やニーズをもとに、希少がんの相談支援や情報提供などの患者支援に取り組んでいます。