【国立がん研究センター希少がんセンター共催】
肉腫(サルコーマ)
きちんと診断・きちんと治療・未来へ向けて
8月17日(土)15:30−16:30 研究棟8F 第4会場
肉腫には手術のみで治癒が期待できるものから、薬物療法や放射線治療が重要な役割を果たすものまでさまざまな腫瘍があります。これらをきちんと診断し、それぞれの腫瘍の特徴に合わせた治療を行うことが良好な治療成績を得るためには非常に大切です。口演ではこれらの地道な取り組みから、難治性の肉腫に対する新たな治療開発まで、肉腫の“今”を紹介したいと思います。
講演者
川井 章 (
かわい あきら )
国立がん研究センター中央病院
骨軟部腫瘍・リハビリテーション科長
1961年生まれ、岡山育ち。大学病院勤務、米国留学を経て2002年4月より国立がんセンター整形外科(現国立がん研究センター中央病院骨軟部腫瘍科)勤務。骨・軟部腫瘍の診療と研究に従事しています。患者さんの日々の生活と生命を脅かす肉腫(悪性骨・軟部腫瘍)を治すこと、より良い治療法を開発すること、いつの日か撲滅することを目指して、患者さんと一緒に闘っています。
司会者
加藤 陽子 (
かとう ようこ )
国立がん研究センター 希少がんセンター
上智大学大学院看護学専攻修士課程修了。 希少がん患者さんの情報不足を解消し、最適な診断・治療が受けられるように、患者さんやご家族、医療者のさまざまな問い合わせに対応する「希少がんホットライン」を担当する看護師です。希少がん患者さんが抱えるさまざまな問題やニーズをもとに、希少がんの相談支援や情報提供などの患者支援に取り組んでいます。