オープニング セッション
日本のがん対策と国立がん研究センターの取り組み
8月17日(土)11:30−12:00 研究棟1F 第1会場
がんゲノム医療元年にあたり、改めてがん医療への注目が集まっています。今回は、これまでの日本のがん対策と、国への政策提言と共に臨床や研究の現場でがん医療・がん研究を推進してきた国立がん研究センターの取り組みについて、今後のがん医療のあり方への提言を交えて分かりやすく情報提供します。
講演者
中釜 斉 (
なかがま ひとし )
国立がん研究センター
理事長・総長
1982年東京大学医学部卒業。1990年同大学医学部第三内科助手。1991年から米国マサチューセッツ工科大学がん研究センター・リサーチフェロー。1995年以降国立がんセンター研究所発がん研究部室長、生化学部長、副所長、所長を歴任し、2016年より国立がん研究センター理事長・総長。ヒト発がんの環境要因、及び遺伝的要因の解析とその分子機構に関する研究に従事してきた。分子腫瘍学、がんゲノム、環境発がんが専門。
司会者
後藤 悌 (
ごとう やすし )
国立がん研究センター中央病院
呼吸器内科 外来医長
2003年、東京大学医学部卒業。都内で研修後、2006年から国立がんセンター中央病院内科に勤務し、2010年より東京大学医学部呼吸器内科。2014年11月より現職。 希少がんセンター・がんゲノム情報管理センター情報統合室併任。肺がんに対し呼吸器学および腫瘍学の観点から治療に取り組む傍ら、医療の情報の質や伝達方法に関心をもち活動中。