【国立がん研究センター 希少がんセンター共催】
希少がん-より良い医療のために-

希少がん医療の直面する課題を一緒に考えよう

8月12日(日)16:0017:00 第1会場

希少がんは数が少ないがゆえに、診療上さまざまな困難を抱えています。希少がんに対して、正確な診断に基づいた適切な医療がなされるために、そして、新たな有効な治療法を開発してゆくために、どのような課題を克服する必要があるのか、皆で一緒に考えたいと思います。

講演者

西田 俊朗 ( にしだ としろう )
国立がん研究センター中央病院 病院長

1956年兵庫県但馬地方~「天空の城」の町で生まれる。1981年大阪大学卒業。米国ボストンのTufts大学留学の後、2013年より国立がん研究センター東病院勤務、2016年4月より中央病院勤務。専門は消化器外科で、胃癌・GISTを主に診察しています。より良い医療を開発し、多くの人に提供できるよう願っています。自分自身が何度か入院した経験から、患者さんの目線もいれて医療を提供したいと思います。

川井 章 ( かわい あきら )
国立がん研究センター中央病院 骨軟部腫瘍科

1961年生まれ、岡山育ち。大学病院勤務、米国留学を経て2002年4月より国立がんセンター整形外科(現国立がん研究センター中央病院骨軟部腫瘍科)勤務。骨軟部腫瘍の診療と研究に従事しています。患者さんの日々の生活と生命を脅かす悪性骨軟部腫瘍(肉腫)を治すこと、より良い治療法を開発すること、いつの日か撲滅することを目指して、患者さんと一緒に闘っています。

吉田 朗彦 ( よしだ あきひこ )
国立がん研究センター中央病院 病理科

佐賀県出身。東京大学医学部卒業後、東京大学医学部附属病院とSt,Luke’s-Roosevelt病院(NY)でレジデント、Memorial Sloan-Kettering癌センター(NY)でフェローシップ。医学博士(東京大学)。専門は骨軟部腫瘍、肺癌、脳腫瘍の病理診断です。

司会者

加藤 陽子 ( かとう ようこ )
国立がん研究センター 希少がんセンター

希少がん患者さんの情報不足を解消し、最適な診断・治療が受けられるように、患者さんやご家族、医療者のさまざまな問い合わせに対応する「希少がんホットライン」を担当する看護師。希少がん患者さんが抱えるさまざまな問題やニーズをもとに、希少がんの相談支援や情報提供体制の基盤づくりに取り組んでいる。