【NPO法人肺がん患者の会ワンステップ共催】
是か非か!免疫チェックポイントを途中でやめる臨床試験
ふくれあがる医療費に対して私たちができること
8/19(土) 15:30-16:30 コングレスクエア日本橋 第1会場(ホールA)
「一剤が国を滅ぼす」センセーショナルな言葉をきっかけとして、高額薬剤が社会問題となった。そして私たちの目の前に、医療費削減のため、ある臨床試験が組まれた。効果が持続するかどうか、薬を途中でやめて確かめる試験だ。
私たちは長く生きたいと思っている。少しでも可能性があるのならその薬を使いたい。でもそれが本当は必要のない治療だったとしたら?その必要のない治療の積み重ねで将来の医療財政が破綻したら?もし自分の子供が大人になりがん患った時、思うような治療が受けられない社会になっていたら… 。選択の時がやって来た。
講演者
後藤 悌(ごとう やすし)
国立がん研究センター中央病院 呼吸器内科 医員/希少がんセンター
2003年、東京大学医学部卒業。都内で研修後、2006年から国立がんセンター中央病院内科に勤務し、2010年より東京大学医学部呼吸器内科。2014年11月より現職。
肺がんに対し呼吸器学および腫瘍学の観点から治療に取り組む傍ら、医療の情報などの社会的問題についても活動中。
長谷川 一男(はせがわ かずお)
NPO法人肺がん患者の会 ワンステップ 代表
神奈川県在住。46歳。NPO法人肺がん患者の会ワンステップ代表。肺がん。ステージ4。2010年に発症し、現在7年目。ワンステップが大切にしていることは「仲間を作る」と「知って考える」2ヶ月に1回のペースでおしゃべり会開催。HPとブログにて、様々なテーマで情報発信している。全国の6つの肺がん患者会が集まった「日本肺がん患者連絡会」所属。代表。2016年4月、NHK ETV特集でその闘病生活が放送された。世界肺癌学会にてペイシェントアドボカシーワード2016受賞。日本肺癌学会ガイドライン外部委員、世界肺癌学会アドボカシー査読委員。