【NPO法人希望の会 共催】
スキルス胃がん

納得して治療を選択していくために

8/20(日) 15:00-16:00 コングレスクエア日本橋 第6会場(RoomB)

悪名高い病名ですが、意外と正確な情報が伝わっていないようです。病気の治療で重要なのは、「正確な情報収集」、「冷静な判断」、「妥当な目標設定」です。患者さん本人と支援者(家族や同僚)にとって、良いヒントになるように講演したいと思っています。

講演者
浜本 康夫

浜本 康夫(はまもと やすお)

慶應義塾大学医学部 腫瘍センター

1995年札幌医科大学卒業。初期臨床研修中にスキルス胃がんや進行食道がん患者さんを担当し進行消化器がん治療を専門的に学ぶことの重要性を痛感。国立がんセンター東病院(柏市)にて臨床腫瘍学を研修。栃木県立がんセンター腫瘍内科などを経て2011年より慶應義塾大学にて勤務。総合内科専門医、消化器病専門医、消化器内視鏡専門医、がん薬物療法専門医・指導医。食道学会・胃がん学会・日本臨床腫瘍学会評議員。専門は消化器がんの内科治療ですが神経内分泌腫瘍(いわゆる膵・消化管NET)や肉腫(GISTも含む)、高齢者のがん診療にも力を入れている。モットーは「わかりやすい説明と満足できる治療の提供」です。趣味は、読書・美術鑑賞とB級グルメ。

司会
轟 浩美

轟 浩美(とどろき ひろみ)

スキルス胃がん患者 家族会 認定NPO法人希望の会 理事長

スキルス胃がんステージⅣ患者本人であった 夫 轟 哲也が、2014年10月希望の会を設立。
2015年3月よりNPO法人としてスタート。2017年4月より、認定NPO法人となる。
がん告知を受けた後の不安と、孤独、情報の無さが患者会設立の原点。自分たちのように不安な人たちが、全国にきっといると考え、積極的に発信し、全国をまわっている。
国立がん研究センター他、医師の監修のもと、「もしかしたらスキルス胃がん~治療開始前に知りたかったこと~」という冊子を作製。がん対策、研究へのアドボカシー活動、スキルス胃がんの啓蒙、情報発信を行っている。2016年8月、夫の逝去に伴い、理事長に就任。
お茶の水女子大学卒業後、私学の幼稚園教諭として働いてきたが、夫のがんにより退職。
現在に至る。