漢方

漢方で副作用を上手にコントロール

8/20(日) 10:30-11:30 コングレスクエア日本橋 第4会場(ホールD)

がん患者さんの多くが興味を持っている漢方薬。最近の研究により、がん患者さんを悩ませるがん治療の副作用等をいくつかの漢方薬が和らげることが科学的に証明されてきました。これまでの研究より、漢方薬の科学的な有効性に基づいた、がん患者さんの体調管理に役立つ漢方薬のお話をします。

講演者
上園 保仁

上園 保仁(うえぞの やすひと)

国立がん研究センター研究所 がん患者病態生理研究分野 分野長

1985年 産業医科大学卒業、89年 医学博士。91年より約3年米国カリフォルニア工科大学生物学部門に留学。94年より08年まで長崎大学医学部薬理学講座等で基礎医学に従事。09年より国立がん研究センター研究所がん患者病態生理研究分野長。15年より新薬開発をめざす先端医療開発センター支持療法開発分野長、さらに新薬を広めるための支持療法開発センター研究員を併任し、漢方薬を含む新薬等の作用機序解明と開発を行っている。

司会
渡辺 千鶴

渡辺 千鶴(わたなべ ちづる)

医療ライター

京都女子大学卒業。医療系出版社を経て、1996年よりフリーランスに。医療・介護分野を中心に編集・執筆に携わる。共著に『日本全国病院<実力度>ランキング』(宝島社刊)、『がん――命を託せる名医』(世界文化社刊)、単著に『発症から看取りまで 認知症ケアがわかる本』(洋泉社刊)などがある。現在、総合女性誌『家庭画報』にて「がんになった医療者の治療選択と向き合い方」などを連載中。