肝臓がん
肝臓がんの外科治療と薬物療法
8/19(土) 14:00-15:00 コングレスクエア日本橋 第4会場(ホールD)
【肝臓がん外科治療】
肝臓がんに対する最も根治的な治療法は外科治療で、日本の技術は世界のトップレベルにあります。肝切除技術の最新の進歩と成績をご紹介します。肝移植は日本では脳死肝移植が少なく、生体肝移植が中心です。生体肝移植の現状についてもご紹介します。
【肝臓がん薬物療法】
肝臓がんの化学療法は、ソラフェニブに続き、レゴラフェニブが承認され、レンバチニブもソラフェニブに匹敵する良好な治療成績が報告され、免疫チェックポイント阻害剤も注目されています。肝臓がんの化学療法は、今、まさにホットな領域です。
座長・講演者
國土 典宏(こくど のりひろ)
国立国際医療研究センター 理事長
1981年、東京大学医学部卒業後、東京大学第二外科入局。米国ミシガン大学留学を経て癌研附属病院外科医長。2001年東京大学大学院医学系研究科 肝胆膵外科分野助教授、2007年同大学院教授。2017年4月より現職。専門は肝がん、膵がん、胆管がんの外科治療と肝移植。アジア太平洋肝胆膵学会前理事長。肝癌診療ガイドライン2013年版、2017年版改訂委員長。日本肝癌研究会肝癌取扱い規約委員長。2017年第53回日本肝癌研究会会長。2018年第118回日本外科学会定期学術集会会長。
講演者
池田 公史(いけだ まさふみ)
国立がん研究センター東病院 肝胆膵内科 内科長
1994年熊本大学医学部卒業。1996年から国立がんセンター中央病院のレジデント、チーフレジデントを経て、2002年11月から5年間、国立がんセンター中央病院 肝胆膵内科に勤務。2008年03月に国立がんセンター東病院 肝胆膵内科 医長として赴任し、2012年7月より国立がん研究センター東病院 肝胆膵内科 科長として勤務している。肝胆膵領域の非手術療法の開発を中心に研究を進めている。