悪性骨軟部腫瘍(肉腫)

“肉腫の診断と治療 -大切な基本と新しい知見-”

8/6(土) 16:00-16:50 コングレスクエア日本橋 ルームA1

「肉腫」はまれな悪性腫瘍(希少がんの一種)ですが、体のさまざまな部位から発生し、種類も非常に多いため、その診療にあたっては、エビデンスとともに、一人一人の患者さんに応じた適切な判断をすることが非常に大切です。セミナーでは「肉腫」の診断と治療について、その大切な基本と新たな知見についてお話したいと思います。

講演者
kawai

川井 章(かわい あきら)

国立がん研究センター中央病院 骨軟部腫瘍科

1961年生まれ、岡山育ち。大学病院勤務、米国留学を経て2002年4月より国立がんセンター整形外科(現国立がん研究センター中央病院骨軟部腫瘍科)勤務。骨軟部腫瘍の診療と研究に従事しています。患者さんの日々の生活と生命を脅かす悪性骨軟部腫瘍(肉腫)を治すこと、より良い治療法を開発すること、いつの日か撲滅することを目指して、患者さんと一緒に闘っています。

司会
押田 輝美

押田 輝美(おしだ てるみ)

肉腫(サルコーマ)の会 たんぽぽ 代表

広島県出身。類上皮肉腫経験者。2000年に良性腫瘍として手術、組織検査で肉腫と判明するも、肉腫=がんの認識がなかった為追加治療を行なわず、12年後2012年に再発。その後2度の手術を経て現在に至る。自身の経験から、病気についての啓発と患者同士のコミュニケーションの場の必要性を感じ、昨年、肉腫の患者会「たんぽぽ」を発足。仲間と共に国立がん研究センター中央病院内で、月に1度のお茶会や年数回の勉強会を開催しています。