がんの療養

“自宅で安心して暮らし、自宅で旅立つ”

8/6(土) 18:00-18:50 コングレスクエア日本橋 ホールD

2025年問題が注目を集める中で、日本は多死時代に突入しています。そして近い将来自分が旅立つ場がないという問題が間近に迫っています。そこで看取りの場として在宅がクローズアップされています。「生きるために家に帰り、自然な日常生活を送り苦痛なく自宅で人生の終焉を迎える」、そんな在宅緩和ケアの現状をご紹介いたします。

講演者
卵巣がんの診断と治療

行田 泰明(ぎょうだ やすあき)

医療法人社団淳友会 わたクリニック診療部長

昭和35年長野県岡谷市生まれ。昭和62年日本大学医学部卒業。癌研病院麻酔科、要町病院緩和ケア部勤務などを経て現職。在宅緩和ケアを専門とし日夜訪問診療をしております。また平成26年に進行食道癌となり約10か月休職し治療に専念し平成27年1月復職。今はCancer survivorとして緩和ケア医をしております。誰よりも一番癌患者の気持ちが分かる緩和ケア医と自負しております。

司会
岩瀬 哲

岩瀬 哲(いわせ さとる)

東京大学医科学研究所附属病院 緩和医療科 特任講師/CNJ理事長

1994年埼玉医科大学卒業。2012年10月より現職。Palliative Oncology (緩和腫瘍学)が専門。緩和ケア多施設共同試験のデータ・センター構築とTransitional Care (在宅移行ケア) に力を注いでいる。座右の書は「葉隠聞書」。 BOXINGはSugar Ray Leonard, JAZZはダラー・ブラントの「アフリカン・ピアノ」。リチャード・ドーキンスに影響を受け「進化医学」も 標榜している。日本医療研究開発機構研究費(革新的がん医療実用化研究事業)岩瀬班研究代表者。ニックネームは「園長先生」。CNJ理事会と東大医科研緩和医療科、岩瀬班メンバーが動物に例えられているとか。