がんの放射線治療
“放射線治療についてもっと詳しく知りたい方へ”
8/6(土) 18:00-18:50 コングレスクエア日本橋 ホールA
治療技術の進歩により、効果が良くなり副作用が減り「切らずに治すからだに優しい治療」と近年注目されてきている放射線治療。副作用は大丈夫なのか、どんながんのどんな病状に使われるのか。陽子線治療、粒子線治療って何が違うのか、今後がん治療のなかで、放射線治療はどのように取り入れられていくのかなど、詳しくお話しします。
講演者
唐澤 久美子(からさわ くみこ)
東京女子医科大学 放射線腫瘍学講座 教授
1986年東京女子医科大学医学部卒業。同放射線科入局、助手、講師を経て、2002年順天堂大学へ移籍。講師、助教授、先任准教授を務め、2011年、放射線医学総合研究所重粒子医科学センター病院治療課第3治療室長となる。専門はがんの放射線療法、とくに乳がんで、世界ではじめて乳癌の重粒子線治療を行った。放射線治療専門医、がん治療認定医、乳腺専門医で、日本放射線腫瘍学会代議員、日本乳癌学会評議員、医学物理士認定機構理事、日本医学物理学会代議員などを務めている。2015年東京女子医科大学放射線腫瘍科教授・講座主任に就任した。
司会
川上 祥子(かわかみ さちこ)
NPO法人キャンサーネットジャパン 事務局長
1992年早稲田大学第一文学部卒業。国際線客室乗務員として4年間の勤務後、歯科医院立ち上げを経験し医療に関心を持つ。その後、東京医科歯科大学医学部保健衛生学科看護学専攻入学、卒業。看護学生時代にがん体験者の講演を聴き、社会でがんと向き合う人々への支援の必要性を実感して以来、キャンサーネットジャパンに関わり、臨床を経て2007年1月、キャンサーネットジャパン専任理事となり、2015年4月、事務局長就任。臨床は東京大学附属病院放射線科病棟、都内クリニック乳腺化学療法外来担当等。近畿大学医学部非常勤講師、頭頸部癌診療ガイドライン外部評価委員、大腸癌研究会倫理委員会委員。