【がん情報サイト『オンコロ』共催】
臨床試験の見つけ方
“適切な治験・臨床試験情報を探すために”
玉石混交ながん医療情報。その中から、適切ながんに対する治験・臨床試験情報を探すのは至難の技。このセッションでは、特にインターネット上にあるがんに対する治験・臨床試験を含むがん医療情報をどのように探しすかにフォーカスします。
松本 英里子(まつもと えりこ)
先端医療振興財団 臨床研究情報センター 企画・広報部
2007年、神戸の医療産業都市に位置する先端医療振興財団に入所。米国国立がん研究所(NCI)が配信する大規模がん情報データベースPDQ(Physician Data Query) の日本語版「がん情報サイト」や、がん診療ガイドラインを発行する日本の学会の協力を得て「NCCNガイドライン日本語版」を運営する。他領域では米国国立加齢研究所(NIA)の情報を主とした「アルツハイマー病情報サイト」の運営や「メルクマニュアル」の編集を担当。またPDQを編集し「患者・家族のためのがん緩和マニュアル」、「患者・家族と医療者のための乳がん診療マニュアル」、ゴールドリボンネットワークの協力の下「小児がん情報冊子」等の出版物を発行する。他機関とのネットワークを大切にしながら、日本の医療の質が向上するようウェブサイトや出版物の制作および広報活動に取り組む。
可知 健太(かち けんた)
株式会社クリニカル・トライアル オンコロジーグループ グループマネージャー
東邦大学大学院理学研究科修了。商社を経て、臨床開発職(CRA)に就く。主にオンコロジー領域を担当。以来、臨床試験のボトルネックとは何か?を考え続け、リスクベースドモニタリング(RBM)ではなく被験者登録という結論に至る。2014年、被験者募集機関(PRO)であるクロエグループに入社。2015年5月、がん情報Webサイト「オンコロ」を立ち上げる。以降、がん領域における、正しく奇抜なWebサイト作りに励む。2016年5月より、株式会社クリニカル・トライアルのオンコロジーグループとして事業化。より良いサービスを目指して奮闘中。
エドワード・L・トリンブル
米国国立癌研究所(NCI)グローバル・ヘルスセンター長
2011年9月、NCIに新設されたグローバル・ヘルスセンターの初代センター長に就任。グローバル・ヘルスセンターはグローバルヘルスや世界のがんに関する研究のコーディネート、戦略的計画の開発、世界規模のがん対策の導入、外部のステークホルダーとの関係強化といったことを行う部門である。
1991年から2011年までNCIのがん治療・診断部門の婦人科がん治療の責任者。国内外の子宮頸がん、卵巣がん、子宮内膜がん治療の戦略的研究計画の開発の陣頭指揮を取った。1999年に子宮頸がんの化学放射線療法について、2008年に卵巣がんの腹腔内化学療法についてのクリニカルアナウンスメントを起草し、コーディネートした。ハーバード大学とジョンズホプキンス大学医学部を卒業し、バンダービルト大学医療センターで産科学および婦人科学の研修、ジョンズホプキンス大学ブルームバーグ公衆衛生学部で公衆衛生の研修、スローンケタリング記念がんセンターで婦人科腫瘍学の研修を受けた経歴を持つ。
柳澤昭浩(やなぎさわ あきひろ)
特定非営利活動法人 キャンサーネットジャパン 理事
18年間の外資系製薬会社勤務を経て、2007年1月よりNPO法人キャンサーネットジャパン理事・事務局長(現在は理事)。先入観にとらわれない科学的根拠に基づくがん医療、がん疾患啓発に取り組む。2015年4月からは、がん医療に関わる様々なステークホルダーと連携するため、日本肺癌学会チーフ・マーケティング・オフィサー、株式会社クリニカル・トライアル、株式会社クロエのマーケティングアドバイザー、メディカル・モバイル・コミュニケーションズ合同会社の代表社員などを務める。
3Fホワイエにて、ブース出展も行います。是非、お立ち寄りください!
共催団体:がん情報サイト『オンコロ』