【中皮腫・アスベスト疾患・患者と家族の会共催】
中皮腫治療のいま
“手術・抗がん剤治療・緩和ケアなどをめぐる状況”
8/6(土) 17:00-17:50 コングレスクエア日本橋 ルームB
中皮腫は治療方法が確立されているわけでない。手術が可能な患者も限定されてくる。治験なども試みられているが、近年において有効性が確認された治療薬などはない。そのような状況において、現在、手術や抗がん剤をはじめとした治療の到達点を確認して、その上で病気と向き合う方法を考えていく。
講演者
名取 雄司(なとり ゆうじ)
中皮腫・じん肺・アスベストセンター 所長
1957年生まれ。1983年奈良県立医科大学卒。横須賀共済病院呼吸器内科、横須賀中央診療所所長を経て、1996年から現在まで医療法人社団ひらの亀戸ひまわり診療所呼吸器内科。2004年からは中皮腫・じん肺・アスベストセンター所長。 専門は呼吸器内科・産業衛生・石綿関連疾患。
座長
小菅 千恵子(こすげ ちえこ)
中皮腫・アスベスト疾患・患者と家族の会 副会長
1997年に42歳の夫を胸膜中皮腫で亡くす。当時、診断方法が十分に確立されておらず「肺がん」と診断されていた。2004年の「中皮腫・アスベスト疾患・患者と家族の会」の発足から参加。2011年より関東支部世話人として、定期的な集まりを通じて中皮腫患者・家族との交流を続けてきた。