いのちのケア
“余命とどう向き合うか。”
8/6(土) 15:00-15:50 コングレスクエア日本橋 ホールB
治癒不能進行膵臓がんの内科医・僧侶として、余命を知った後どう向き合って生きられているのか。ご自身の体験をお伺いしながら、医療現場におけるいのちのケアのあり方、宗教の役割についてもお話いただきます。
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2017年3月21日、田中雅博住職は逝去なさいました。
謹んでお悔やみ申しあげますとともに、心からご冥福をお祈りいたします。
講演者
田中 雅博(たなか まさひろ)
西明寺住職
1946年栃木県益子西明寺生まれ。70年東京慈恵会医科大卒。国立がんセンター研究所室長および病院内科医師を併任。1983年大正大学仏教学部編入。1990年同大学院満期退学、境内に入院・緩和ケアも行う普門院診療所を建設。2002年からローマ教皇庁医療会議に計4回招待され仏教を講演した。2014年10月にステージ4bの膵臓(すいぞう)がんと診断され、手術を受けるもその後肝臓への転移が見つかる。
司会
川越 厚(かわごえ こう)
医療法人社団パリアン クリニック川越 院長
1947年山口県山口市生まれ。73年東京大学医学部卒。茨城県立中央病院産婦人科医長、東京大学講師、白十字診療所在宅ホスピス部長を経て、1994年より6年間、賛育会病院長を務めた後、2000年6月にクリニックを開業すると共に、主にがん患者の在宅ホスピスケアを支援するグループ・パリアンを設立。2014年にNHK「プロフェッショナル仕事の流儀」に出演。