【じんラボ/特定非営利活動法人腎泌尿器疾患研究所共催】
透析患者と腎がん

“透析患者が知っておきたい腎がんのこと”

8/7(日) 10:00-11:50 コングレスクエア日本橋 ホールD

1.東京女子医科大学病院 泌尿器科近藤先生による基調講演「透析患者と腎がん」
2.腎がん体験者による体験談
3.近藤先生、腎がん体験者、腎がん体験者でもあるじんラボ所長 宿野部によるトークセッション
の3部構成で、健常者より20倍も発症率の高い透析患者が知っておくべき腎がんの実態と情報を分かりやすくお届けします。

後援:公益財団法人日本腎臓財団

講演者
近藤 恒徳

近藤 恒徳(こんどう つねのり)

東京女子医科大学病院 泌尿器科 腎臓病総合医療センター

1990年北海道大学医学部卒業。1994年から2年間米国クリーブランドクリニック泌尿器科に留学。帰国後は埼玉県戸田中央組合病院泌尿器科部長を経て、2008年より東京女子医科大学泌尿器科講師、2013年より同准教授に就任している。泌尿器科腫瘍とくに、腎癌の手術では全国で最も多い件数を誇っている。近年は腎温存手術を積極的に行い、ロボット腎部分切除の件数も全国で最も多い。手術療法および薬物療法の本邦におけるオピニオンリーダーとして邁進している。

大沼 聡

大沼 聡(おおぬま さとし)

東京女子医大移植者の会 幹事 事務局長

1967年 宮城県仙台市生まれ。小学1年生時の健康診断にて蛋白尿が出ている事が分かり、中学1年生で蛋白尿が+3になる。高校2年生時に腎生検を行い、巣状糸球体硬化症(FGS)と診断され、そのままステロイドのパルス治療を行うが効果がなく、経過観察を続け、大学3年生の時に透析導入。透析治療を受けながら就職活動を行い、電気メーカーへ就職。3年後に母親をドナーとして生体腎移植を実施。2008年に自己腎摘出手術を受ける。2016年8月で移植後21年となる。

座長
宿野部 武志

宿野部 武志(しゅくのべ たけし)

株式会社ペイシェントフッド 代表 じんラボ所長

3歳で慢性腎炎に罹り、18歳から透析を導入して現在30年目。病気の方へのサポートと長い間恩恵を受けてきた医療に貢献することが自身のミッションであると確信し、14年間務めたソニーを退職。社会福祉士国家資格を取得して社会福祉協議会にて相談業務・ボランティアコーディネーターを経て、2010年に株式会社ペイシェントフッドを設立。病気とその治療を通して得た経験や気づきを元に患者向けWEBサイト「じんラボ」の運営、製薬企業や医療者・患者を対象に講演、コンサルティング等を多数行う。