在宅移行ケア

“早期からの緩和ケアとは? 在宅移行ケアとはなにか? 第一線の臨床家が答えます。”

8/6(土) 15:00-15:50 コングレスクエア日本橋 ホールD

がん治療と緩和ケアは対立しません。がん治療あるところに、緩和ケアあり。そして、がん治療には切れ目がありますが、正しい緩和ケアにはありません。がん治療は主治医チームが提供しますが、緩和ケアは? 答えはコレも主治医チームです。さいごに緩和ケアの目的は何でしょうか? それは、苦痛の予測と予防、そして、緩和です。

講演者
岩瀬 哲

岩瀬 哲(いわせ さとる)

東京大学医科学研究所附属病院 緩和医療科 特任講師/CNJ理事長

1994年埼玉医科大学卒業。2012年10月より現職。Palliative Oncology (緩和腫瘍学)が専門。緩和ケア多施設共同試験のデータ・センター構築とTransitional Care (在宅移行ケア) に力を注いでいる。座右の書は「葉隠聞書」。 BOXINGはSugar Ray Leonard, JAZZはダラー・ブラントの「アフリカン・ピアノ」。リチャード・ドーキンスに影響を受け「進化医学」も 標榜している。日本医療研究開発機構研究費(革新的がん医療実用化研究事業)岩瀬班研究代表者。ニックネームは「園長先生」。CNJ理事会と東大医科研緩和医療科、岩瀬班メンバーが動物に例えられているとか。

司会
梅田 恵

梅田 恵(うめだ めぐみ)

昭和大学大学院 保健医療学研究科 教授/CNJ理事

がん看護専門看護師(がん患者さんへの看護を専門とする看護師)を育てている教員です。そして、同時にがん看護専門看護師として、病院のがん医療の現場でがん相談や外来などでも活動をしています。2012年よりCNJの理事としてがん情報について共に考えさせていただいています。患者さんの権利や尊厳を護る看護を目指しています。