がんと災害
“災害によるがん治療への影響と備えを考える”
8/7(日) 11:00-11:50 コングレスクエア日本橋 ホールC
災害発生時には、すべての人が突然に大きな被害を受けます。がん治療中の方も例外ではありません。避難所での健康管理、東日本大震災で避難されたがん治療中の方のエピソードについてお話し致します。そして、がん治療中の方の災害時の備えについて一緒に考えてみたいと思います。
講演者
菅原 よしえ(すがわら よしえ)
宮城大学 看護学部
看護師として総合病院で約20年勤務後に、宮城大学で看護教育に携わっています。がん看護学を専門とし、乳がん看護、緩和ケアに取り組んでいます。東日本大震災を機に、がん患者の災害対策について、看護師の立場で勉強会企画や研究を行っています。
笠谷 美保(かさたに みほ)
千葉ろうさい病院
総合病院でがん相談支援センターを担当する看護師(がん看護専門看護師)です。がんの診断時から治療中、緩和ケアが主体となる時期、いろいろな状況にあるがん患者さんやご家族の「その人らしさ」と「継続したかかわり」を大切に日々の支援に努めています。
司会
梅田 恵(うめだ めぐみ)
昭和大学大学院 保健医療学研究科
がん看護専門看護師(がん患者さんへの看護を専門とする看護師)を育てている教員です。そして、同時にがん看護専門看護師として、病院のがん医療の現場でがん相談や外来などでも活動をしています。2012年よりCNJの理事としてがん情報について共に考えさせていただいています。患者さんの権利や尊厳を護る看護を目指しています。