大腸がん(外科的治療)

“〜よくわかる!最新の大腸がん手術〜拡大手術から縮小・機能温存手術まで〜”

8/6(土) 17:00-17:50 コングレスクエア日本橋 ホールB

大腸がんは粘膜から発生する悪性腫瘍であり、増大するにつれて次のような進展様式を認めます。
① 直接浸潤 ② 腹膜播種性転移 ③ 血行性転移 ④ リンパ行性転移
これらの進展様式の程度から、がんの進行程度が「病期(ステージ)」で表され、このうち主にステージIからIIIまでが外科的治療の対象となり、癌のある腸管とリンパ節とを切除します(根治手術)。大腸がんに対する根治手術の基本的概念ならびに縮小から拡大までを含めた最新の外科手術についてお話したいと思います。

講演者
〜よくわかる!最新の大腸がん手術〜拡大手術から縮小・機能温存手術まで〜

金光 幸秀(かねみつ ゆきひで)

国立がん研究センター中央病院 大腸外科 科長

1990年 名古屋大学医学部卒業。1990年5月 市立四日市病院 研修医。1991年4月 市立四日市病院 外科医員、名古屋大学医学部 第二外科入局。1995年6月 国立がんセンター中央病院 外科レジデント。1998年6月 名古屋大学医学部附属病院 第二外科勤務。2000年9月 愛知県がんセンター中央病院 消化器外科部。2013年1月 国立がん研究センター中央病院 大腸外科 科長に就任。

司会
〜よくわかる!最新の大腸がん手術〜拡大手術から縮小・機能温存手術まで〜

石黒 めぐみ(いしぐろ めぐみ)

東京医科歯科大学大学院 応用腫瘍学講座 准教授

平成10年 東京医科歯科大学医学部卒業。同・第二外科入局。平成17年7月~防衛医科大学校第一外科 助教、平成20年7月~東京医科歯科大学大学院腫瘍外科学 特任助教。平成26年10月~現職。大腸癌化学療法における多施設共同臨床試験のプロトコル作成・運営を多数手掛ける。日経BP「がんナビ-大腸がんを生きるガイド」他、一般向けWebサイトの監修なども行う。著書に『「大腸がん」と言われたら』(保健同人社)。