がんの臨床試験のこと
“知っていると知っていないでは大きな差!がんの臨床試験のこと”
8/6(土) 16:00-16:50 コングレスクエア日本橋 ホールC
がん治療において、薬物療法は大きな柱の一つです。新薬が開発され、治療に使われるために、臨床試験は欠かせないものです。しかし、実際に主治医から臨床試験を提案されたら、どうしたらいいか悩む人も多いのではないでしょうか。このセッションでは、臨床試験とはどんなものか、その目的、メリット、デメリット、また臨床試験に参加するにはどうすればいいかなど、多くの疑問に応えます。
講演者
滝口 裕一(たきぐち ゆういち)
千葉大学医学部附属病院 臨床腫瘍部 教授
1983年千葉大医学部卒業。浜松医療センター、放射線医学研究所(研究生)、国立がんセンター東病院、ロスアラモス国立研究所、千葉大呼吸器内科などを経て、2007年より千葉大学臨床腫瘍部勤務。肺がんを含む各種がんの化学療法・集学的治療を専門に、臨床試験にも取り組む。コミュニケーションの重要性と難しさを痛感する毎日です。
司会
西條 長宏(さいじょう ながひろ)
特定非営利活動法人日本臨床腫瘍学会(JSMO) 特別顧問
1968年大阪大学医学部卒、大阪大学第3内科で研修後、’72年国立がんセンター外来部医員、’78年病棟部医長、89年研究所薬効試験部部長、’97年病院内科部部長、2004年国立がんセンター東病院副院長、’09年近畿大学特任教授を経て、’12年4月より現職。ASCO理事、IASLC理事長、ESMO国際代表者会議委員をはじめ国内学会では日本癌学会、日本癌治療学会、日本肺癌学会の理事を歴任。日本臨床腫瘍学会を創設、’02~’09年の7年間理事長として活躍。