脳腫瘍の正しい知識と最新の治療について
“あなたが、あなたの家族が脳腫瘍といわれたら・・”
8/6(土) 17:00-17:50 コングレスクエア日本橋 ルームA1
脳腫瘍といわれたら目の前が真っ暗になり何も考えられなくなると思います。しかし脳腫瘍は100種類以上に分類され、良性・悪性のものがあり、放射線治療や化学療法が良く効くものもあります。悪性脳腫瘍の代表である神経膠腫においても治療の選択肢が増え、新しい治療の開発がなされています。本講義では脳腫瘍の正しい知識と最新の治療を紹介したいと思います。
講演者
大野 誠(おおの まこと)
国立がん研究センター中央病院 脳脊髄腫瘍科
1998年京都大学医学部卒業。中学生の時、1930年代にカナダの脳神経外科医:ペンフィールドが手術中に麻酔を覚まして脳を電気刺激したら記憶が思い出されたという話を読み、手術中にこんなことができるのかという驚きと、脳の不思議さに興味を持ちました。医学部卒業後、脳神経外科の研修を行い、2009年より国立がん研究センター脳脊髄腫瘍科に勤務、主に悪性脳腫瘍の診療と研究に従事しています。患者さんがよくなるように、安心して治療が受けられるように心がけています。
司会
福島 安紀(ふくしま あき)
医療ライター
1990年立教大学法学部卒。医療系出版社、サンデー毎日専属記者を経てフリーランスに。医療・介護問題を中心に、新聞、雑誌、ウェブサイトに執筆活動を行う。著書に『病院がまるごとやさしくわかる本』(秀和システム)、『病気でムダなお金を使わない本』(WAVE出版)など。